食用金箔を食べても味がしないのは何故なのか
食用金箔は基本的に味はしません。
特に純度が高いものは口に入れても何も感じ取ることはできません。
よって美味しくもまずくもありませんし、栄養もなく体にいいという側面もありませんが、金イオン化してしまっている場合は摂取すると接触皮膚炎や接触アレルギーや肝臓障害と言う様な症状を発症する「金中毒」になってしまうケースがあるので、食用金箔が金イオン化してしまっているものは食べたり飲んだりするのは危険性があるので、気をつけなければいけないポイントとされます。
またこれらのうち、金の割合は4パーセントほどである為他の不純物によってはそれらを感じることはあり得ます。
例えば金箔をコーティングするための「プルラン」はデンプンを原料とした多糖類であり、またシロップに金箔を取り込むといったケースもあることと、一般的な食用金箔は料理やスイーツの仕上げに使用するので料理したものと一緒に食べてしまうので塩気や甘さと言う様なものを感じる傾向です。
意外と知られていない食用金箔の成分はどうなっているのか
金は古今東西古くから崇め奉られてきました。
古くから権力者は権力や富の象徴として金を利用してきましたし、権力者では無くても金は特別な装飾品に使用するものだという認識は現代でも受け継がれています。
そして金は装飾品や金塊として利用するだけではなく、誰でも食品にも使用されているところを見た事があるでしょう。
こうした金は食用金箔と呼ばれていますが、どのような成分であるのか気になるところです。
食用金箔に使用されている純金は全体量の約4%程度だとされていて、残りの90%以上はでんぷんを原料とするプルランという多糖類から成っています。
意外にも純金の割合はごくわずかで、でんぷんがその多くを占めています。
いずれにしても人体に影響はなく、食用金箔は見た目にも華やかで高級さを感じさせてくれますので、料理にお菓子にと今後も使用され続けて行くはずです。
今後食用金箔を見掛けた際は、その成分が実は純金の割合が少ないということを思い出してみて下さい。